新型ジムニーの人気について調べてみました。
すでに登場から2年がたつ新型ジムニーは、今も納期が1年以上待たされる人気ぶりです。
確かに納期に時間がかかるのは、新型コロナウィルスの影響で部品調達に時間がかかっていることも挙げられます。
しかし新型ジムニーは、国内だけでなく海外でも高い評価を得ており、輸出も多いことが挙げられます。
ジムニーは、どちらかというと趣味性が高いクルマであり、スズキでも代替えとなるような車種は見当たりません。
もちろん走破性はハスラーも優れてはいますが、ジムニーのキャラクターに迫る走破性には及びません。
この唯一無二のクルマが、多くのユーザーの心を掴んだといえます。
そして、新型ジムニーのデザインが今までより幅広い層にも人気が出たことが大きな人気の秘密です。
納期の話に戻すと、ジムニーは国内向けも輸出向けも全て静岡県湖西市にある湖西工場で生産されています。
ジムニーの納期が遅いのは、この一か所のみの生産が大きな理由のようです。
納期が遅いのであれば、ジムニーを増産すれば良いのにと考えてしまいます。
たしかに人気がある新型であれば、増産すればよいのでしょうが、実際はスズキの他の車種の販売台数と比べれば、ジムニーは足元にも及びません。
納期が遅れているから人気があることは事実ですが、全体から見るとそれほど増産してまで売れ筋の他の軽自動車を犠牲に出来ないという事情もあるようです。
新型ジムニーは人気があり売れていますが、納期が長くなってもスズキは増産しない理由の一つに、他にライバルがないことも挙げられます。
軽自動車で本格4WDは、新型ジムニーしかないということが人気に繋がっているようです