新型ジムニーのATの燃費について調べてみました。
新型ジムニーといえば、走行できそうもない場所も難なくこなすことができることから、官公庁や森林組合といったプロにも愛されるクルマとして長年親しまれています。
悪路走行を前提と考えるとMTを選んだ方が良いように感じますが、新型ジムニーはATを選ぶ人が多いようです。
そこで気になるのがジムニーATの燃費性能ですが、平均実燃費は13km/lと、最近のコンパクトカーや軽自動車に比べると、もう少し燃費性能に頑張ってほしいところです。
最近は、CVTが主流となり、トルクコンバーター式ATも多段化が進んでいますが、新型ジムニーには、古典的な4速ATが採用されています。
走りに関しては遜色ないですが、4速ATが燃費性能に大きく関わっているのでしょう。
というのも、新型ジムニーの高速道路での巡航速度が100km/hでエンジン回転は3,750rpm、旧モデルの4,000rpm超えを考えると、かなり低回転で定速走行できています。
旧モデルよりオンロードでの燃費性能が向上しています。
新型ジムニーは、確かに燃費性能は良いとは言えません。
しかしそこには、他のクルマでは得ることができない、所有する喜びと走る楽しさを兼ね備えています。
確かに燃費性能も車選びに重要な要素ではありますが、それだけがクルマ選びのポイントではありませんね。
特殊なキャラクターの新型ジムニーは、ATだから燃費が云々言うクルマではない心を満たしてくれるクルマです。