新型ジムニーの燃費性能について考えてみました。
道なき道を走るイメージが強いジムニーですが、その走破性は良いものの、燃費性能はそれほど良いとは言えません。
新型ジムニーの実燃費は、過去のモデルから現行モデルまでそれほど大きな変化がありません。
例えば、今から20年以上前のJA11当たりで実燃費は11km/l前後、そして新型ジムニーは13km/l前後という報告が多いです。
ジムニーは、街乗りで使う人と、悪路を専門に走る人に分かれますが、当然、悪路を主に走行するほうが燃費性能は落ちます。
それは低速ギアを使い、ぬかるんだ道や大きな岩を乗り越えるなど、エンジンに負荷をかけて走行します。
当然のことながら、燃費は悪くなります。
過去のモデルで燃費の報告を見ると、14km/l以上の低燃費を記録したものがありますが、これは明らかに街乗りメインと思われます。
ほとんどは11km/l程度で、道なき道を走った結果の燃費なんでしょう。
ジムニーのような本格オフローダーは、カスタムして大きなタイヤを履かせたくなりますからね。
特に、悪路の走破性を考えたブロックの大きなタイヤは、転がり抵抗増大から燃費性能は悪化しますね。
走行音も大きくなってしまいます。
しかし、ジムニーのような趣味性の高いクルマで、好きなようにカスタムして好きな場所を走るのに、燃費性能などそれほど気にしてもしょうがないです。
もちろん、リッター10kmを下回るような燃費性能では、今どきのクルマとして考えものですが、13km/l走れば趣味性の高いクルマとしては、合格点でしょう。