新型ジムニーのリフトップについて
新型ジムニーのカスタムの定番といえばリフトアップです。
悪路を走行する時にロードクリアランスを確保できることから、1970年代に始まったカスタム手法ですが、今でもリフトアップした4駆を見かけます。
リフトアップすれば、高い位置から見渡せるので、景色が開けて運転はしやすくなります。
その反面、クルマ自体の重心が上がるので、コーナーでは不安定となり高速でコーナーを曲がると横転する可能性も出てきます。
新型ジムニーをリフトアップすれば見た目だけでなく悪路走破性も上がるので、ネガティブな部分を差し引いてもリフトアップしたくなりますね。
実際に多くのショップからリフトアップキットが販売されています。
リフトアップをする基本的な方法は、サスペンションスプリングを長いものに交換します。
それに合わせてショックアブソーバーもノーマルでは短すぎるので、スプリングに合わせて長いものに交換します。
もう一点、ブレーキホースを長いものに交換しなければなりません。
この3点を交換すればリフトアップは可能です。しかし、このままではハンドルがふらついたり、ロール量が大きくなり乗りにくいクルマとなるので、この他に快適性を高めるパーツを装着したほうが良いです。
これだけのパーツ類を交換すると、数十万円の費用が必要となります。
そこで、もしジムニーをこれから購入してリフトアップを考えているなら、最初からリフトアップを行ったジムニーを中古車で探すのも一つの方法です。
ジムニーのリフトアップは、ちょっとだけ上げたい場合はそれほど金額もかかりませんが、ガッツリリフトアップを行うとなれば、それなりの資金が必要となります。