新型ジムニーの評価について調べてみました。
2018年に約20年ぶりにモデルチェンジを行った新型ジムニーは、現代では新鮮な角型ボディで、どこかキュートなデザインから女性にも人気があります。
エクステリアデザインに高い評価を得ているジムニーですが、新型ジムニーは見た目だけではありません。
新型ジムニーは、本格4WDとして販売されています。
これは本物のオフロードカーです。
道なき道を走れるように設計されたボディは、通常の乗用車のようなモノコックボディではなく、伝統のラダーフレームを踏襲しています。
このラダーフレームは、ハシゴ状に組まれた骨格のことで、クルマに入力される路面からの衝撃は、このラダーフレームで全て吸収する設計です。
ただ、そのフレームの上にボディが搭載されているので、横揺れと縦揺れの乗り心地は一般の乗用車とは別物です。
悪路の走破性は新型ジムニーの右に出るクルマは多くはありませんが、乗り心地は、同じスズキに乗用モデルのSUV、ハスラーがありますが、ハスラーのほうが断然良いです。
新型ジムニーは、軽自動車規格ですから、エンジンが非力なのは否めないです。
走りに関しての評価は、軽自動車の中では上位ですが、一般的な車としてはやや低いです。
それは、高速道路を使って遠出をする際の、パワーの無さと乗り心地の悪さといったらストレスになるほどだからです。
それと、本格4WDの本質を知らずに新型ジムニーを試乗もしないまま購入するのも後悔のもとです。
デザインが気に入って、欲しいと感じても、必ず試乗したほうが良いです。
自分が納得できる乗り心地と操縦性能があるのか確認して購入したほうが賢明です。
新型ジムニーは、デザインでは老若男女に受けるクルマに仕上がって、山道やぬかるみなどの悪路の走行性での評価は高くなっています。