新型ジムニーの価格について考えてみました。
新型ジムニーは現在も新車で購入できるクルマなので、新車価格と中古車価格の2種類が存在します。
しかし、一般にクルマというのは新車価格より中古車価格のほうが安くなるのが当たり前ですが、ジムニーはこれが当てはまりません。
現行モデルのジムニーは、新車価格で148万円から187万円と、最近の軽自動車と同じく金額が高くなりました。
本格4輪駆動でタフさを考えると、言うほど高くないですね。
しかし、この新型ジムニーは納期が大幅に遅れていることから、中古車市場で高騰を続けており、ノーマルな車体で高いものは300万円近いモノもあります。
そして、この新型ジムニーの中古車価格に引っ張られるように旧型ジムニーの中古車価格は軒並み高騰し始めています。
しかも今から20年以上前のジムにーで15万km以上走った過走行車が、20万円以上の値段で販売されていることにも驚かされます。
ジムニーは、頑丈なラダーフレームを持っていますから、一般のモノコックボディに比べ、車体のヤレはそれほど目立ちません。
悪路を走行してもボディに歪みが出ることもありませんが、その代わりエンジンや足回りが大きく傷んでいます。
こういったエンジンや足回りにダメージを受けているクルマは、安い値段で販売されていることが多く、見た目の綺麗なボディに騙されやすいといえます。
ジムニーは、新車で購入出来ますが、すぐにジムニーを手に入れるには中古車を探すしかありません。
しかし、ジムニーの中古車は価格が高いことから、安い価格のジムニーを探す人も多くみられますが、外見や内装が綺麗に磨かれていても、エンジンや足回りが虫の息という固体も多くあるようなので、試乗してチェックする必要ありです。